盂蘭盆会法要(令和7年8月10日)

令和7年8月10日(日)、教念寺本堂において盂蘭盆会法要が厳修されました。昨日より降り続く雨の中、多くの門信徒が参集しました。
午後1時、喚鐘の音が鳴り響き、仏説阿弥陀経をお勤めしました。引き続き、龍山住職より法話をいただきました。
ご讃題は親鸞聖人の浄土和讃から「弥陀の名号となえつつ信心まことにまことにうるひとは」からはじまる冠頭讃をあげられ、阿弥陀様の私にかけられた願い、「どうか信じてほしい、我が名を称えてほしい」というお心についてお話しくださいました。そして、「生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば 弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける」という高僧和讃をひかれ、私達の底知れない苦しみ悲しみを親鸞聖人は苦しみの海、苦海にたとえられ、救ってくださるのは弥陀弘誓の船だけとお説きくださった。阿弥陀様は一番おぼれている人から救うので、一番おぼれている私が一番に救われるのだとお話しくださいました。
最後に恩徳讃をご唱和し、法要は終了いたしました。
門前のようす
仏説阿弥陀経のおつとめ
代表焼香をする立野さん
法話をする龍山住職